協会概要
法面対策工法協会は、様々な環境下にある法面(斜面)において、今までの工法では対応が難しいシーンに対して、従来技術にはない新たな4種類の工法を柱に、それぞれの現場のニーズ(環境)にあった最適な対策工法をご提案し、設計・施工までを一括して行います。
4つの工法概要
トーコンプラス工法
(老朽化吹付モルタル補修工)
老朽化したモルタル吹付法面を取り壊すことなく、供用させながら安全に、補修・補強する技術。
【適用シーン】道路沿いの老朽化したモルタル吹付法面を補修・補強したいが、取り壊すのは危険作業だし、通行止もできないし、大量の産業廃棄物も発生するし…などの場合に最適な工法です。
ザルコン
(透水性コンクリート吹付工)
道路沿いの湧水法面やダムの湛水法面など、水の影響により変状しやすい箇所に対して透水性コンクリート吹付により開放型の法面保護を行う技術。
【適用シーン】モルタル吹付工で法面保護をしようと思ったけれど、湧水が多くて施工できないし、密閉したら地下水位が上がって、かえって法面を不安定にしてしまうかも…などの場合に最適な工法です。
ニュージャストショット工法
(岩盤接着・高強度特殊モルタル吹付工)
鋼製のワイヤーロープや網だけでは不安で、施工時の作業員や第三者への落石が心配な箇所への落石対策技術。
【適用シーン】落ちそうな岩塊があるけど、鋼製のワイヤーロープや網だけの固定では不安だし、ロックボルト削孔時の振動で落石したら作業員や第三者に対しても危険性が高いし…などの場合に最適な工法です。
ファーストクリート工法
(長距離・高揚程・高強度圧送吹付工)
プラントの設置場所から吹付け箇所までが長距離で高低差があり、従来のモルタル吹付工では施工が困難な現場に対する吹付技術。
【適用シーン】モルタル吹付工や吹付法枠工をしたい斜面があるけど、吹付箇所がプラントからものすごく高い(遠い)ところなので、普通の吹付工法では施工が難しいし…などの場合に最適な工法です。
これらの工法を通じて、
地域社会の保全に寄与することを
目的としています。